答えが分からない質問をされたらどうするか

上記の話になったときに、研究室のポストドクターの方が「分からないことは分からないと答える、当然じゃん」という話をしていました。ポストドクターであれば、仮説、実験、検証のプロセスが身についていると考えます。つまり、わからないことに対して仮説を立てて解答を得ようとする思考方法が身についていると考えています。そう考えていたので、上記の発言に大変驚き、発言の論拠を聞きたかったです。しかし、感覚的な発言だと判断し論拠は聞きませんでした。もし本当にそう思っているなら思考方法を変えたほうがよいと考えます。なぜなら、人生には答えが無い問題がほとんどだからです。誤解が無いように、補足します。自分がわからない点を認識し改善することは重要です。また、知識の有無を問う問題などは、「わからない=知らない」という解答でよいと思います。


私は、答えが分からないとき、いいかえると、「正解」という情報を持っていないときは不完全な情報から推測して解答を得ようとします。例えば就職面接でわからない質問をされたら以下のように答えてました。

・その点は知識不足ですが、今ある知識で検討すると〜〜です。
・学生の立場で考えると〜〜です。
要するに、前提を置くことが重要ですね。