TVタックル

今日のTVタックルは面白かった。例えば、主張がまったく一致せず、意見が出るたびに対立関係となったりする点が面白いです。なぜなら、その対立は全員に論拠があり、論理的な主張であるからです。


さて、困ったことに、皆が論理的なのに互いに説得できず、意見がまったく一致しないです。なぜでしょうか。それは恐らく、論拠としている事実が違うからだと思います。こういったときに相手の主張を崩すには、相手の論拠(又は前提)を検討することだと思います。そういった意味で、民主党の西村眞吾議員が素敵です。かれは、相手の主張を確認、又は簡潔に前提とそれに伴う主張をさせて、前提が崩れるような事実を持ってくるという方法をとります。議論で論拠となる事実が乱立しているときは有効な方法だと思います。


ただし、忘れてはならないことは、議論の目的はより価値のある意見を生み出すことであり、相手を論破することではないということです。