フレイムワーク

先日、選択するときの基準は
・実現可能性
・目的達成度
・副産物
・資産対効果
で検討すべきだと書きました。しかし、資産対効果は実現可能性に含まれるものであり、重複項目となっていました。凄く反省です。(時間対効果、費用対効果を実現可能性の構成要素に含めてください)


上で言っていることは、一種のフレイムワークだと考えられます。フレイムワークとは仮説を網羅的に、かつ重複無く考えるためのものです。そして、それは考え方を整理するのに役立ちます。例えば、4P戦略などがそうです。


今回は、副産物というもの考えてみたいと思います。

例えば、レポートは優・良・可・不可という評価が付きます。そして、可をとれば、レポートは合格となります。ここで、レポート提出の目的を合格することと考えれば、優を取る、良をとる、可をとるという選択肢のなかで、可をとる選択肢が、実現可能性と目的達成どという意味で他の選択肢より優れています。


というように考えて、実際に私は、レポートでオール可をとりました。('▽') (再提出一個)。しかし、この選択は、副産物という軸が抜けていました。要するに、優を狙った場合には副産物として、より知識を得ることができる、或いは、自分の能力を示す、客観的な証拠となるなどが考えられます。以上のことから、3つの軸を総合して考えるべきだと思います。


副産物が役に立っている実体験を記載しておきます。

高校のときの科目で世界史や倫理に力を入れていました。これは、大学合格という目的を考えた場合には、他の分野に力をいれることと比べて実現可能性や目的達成度といった評価軸で、劣ります。しかし、副産物として、それらの体系的な知識が得られました。そして、今、現在、最も役立っている知識の1つです。