感度分析

今日は、非常に成長できたと考えます。自分が成長できたと思う事柄を覚えておくと、面接時にアピールできます。それ故、日記に書くことをお勧めします。


雑誌会(=学士による最新論文の紹介)というイベントがあります。当然、雑誌会で発表するための図表を作ったり、内容をまとめたりする必要があります。そして、私は行動に対して完了する時間を予測することがしばしばあります。今回の雑誌会の準備も、一度論文を読んでみて、過去のレポート作成の時間などから、ある時間内で完成できると考えました。


というわけで、雑誌会の予行練習が近づいてきたので、資料を作成し始めました。ところが、資料の作成に間に合わず、お粗末なプレゼンとなってしまいました。鬱。さて、作成が終わらなかったのはなぜかと、自問していたわけです。そこで気が付いたことは、最大時間と最小時間の検討(=感度分析)行っていなかったということが上げられます。そこで、感度分析を行ってみました、結果は最大で2倍の時間かかるというものです。しかし、2倍の時間をかけても終わらなかったと考えます。


そして、本質的問題はどこにあったのかと考えました。結論は前提が異なったにもかかわらず、旧来の予測を使ってしまったということです。詳しく話すと、まず私は雑誌会の目的は「論文のすばらしさを理解してもらうこと」だと自己解釈していました。この目的だとプレゼンの内容は、本実験から得られる結果の将来の応用性という点を強調するということになります。そして、私の論文はその点については非常に理解しやすかったので、それらの前提で完了時間を考えました。

しかし、その後、助教授から雑誌会の目的は「論文の内容を理解し、相手に理解してもらうこと」と聞きました。この場合のプレゼンは、論文の背景などや、詳細な原理などを含めて、より正確に理解している必要があります。という具合に、目的が変わったので完了時間を再検討する必要があったわけです。


以上から
・感度分析を行うべき
・前提或いは目的、目標が変わったら、必ず再検討をすべき
と強く認識しました。