3Mix-MP法

紹介された歯医者に行ってきました。すると、話題の3Mix-MP法が受けられました。詳細↓
http://www.sankei.co.jp/enak/2005/jun/kiji/01toothache.html

で、これは凄いです。全然、削らないわけです。それ故、治療も早いです。今はまだ、この治療を採用している歯医者は少ないです。しかし、こちらが主要の治療法になると予感させる治療でした。


また、3Mix-MP法で薬品をつめたあとは、再石灰化作用により、もとの硬い歯に戻ります。その際に重要な役割を果たすのがフッ素です。フッ素は再石灰化を促進します。それ故、歯磨き粉はフッ素が入っているものが素敵です。


そして、もし水道水にフッ素が入っていたらどうなるでしょうか。そうなれば虫歯の予防に効果抜群です。欧米ではこの方法が取られていて、虫歯の数は激減しました。スイスでは虫歯の数が10分の1以下になりました。


しかし、この方法は日本では採用されていません。なぜなら、多くの歯医者が反対しているからです。つまり、歯医者が現在の10分の1で済むようになるので、仕事がなくなるからです。そして、フッ素を水道水に入れるには、法律が必要です。ところが、歯学会は自民党と仲がいいので、法律の成立は難しいと考えます。


そういえば、税理士や公認会計士は会計ソフトに反対しています。どの職業であれ、自分の立場を奪うものは否定するようです。逆に考えると、このことは重要なメッセージを持っていると考えます。つまり、人間にしかできない創造性を身に着けるべきだということです。言い換えれば、創造性を必要としない分野で人間の処理能力と科学技術の発展が競争状態ですよね。