なぜ学ぶのか

 
 理論を学ぶのは何故でしょうか。答えの一つに「未来を見通したい」という欲求があるよう思います。例として、天文学を学ぶと星の動きが大雑把にわかりまし、気象学を学ぶと天気が大雑把にわかります。学ぶとは未来を見通すことです。親が子供の将来に対して助言を与えるのは、親の方が未来を見通す力がある、子供が幸せになるにはどの方向がいいか大雑把に示せる、と考えているからだと思います。

 
 流体力学は、集団としての流体の動きが予測できますが、細かい部分の流体の予測は困難です。これは影響要因を全て考えているわけではなく、影響が低いものは無視しているからなのです。全ての影響要因を織り込んだ理論は社会科学では稀であり、複雑な論理の集合である社会の未来を完全に見通すことは困難です、しかし、大雑把には出来るとおもいます。


 結局何がいいたいかというと、、。勉強していたら、先端技術の事業化は極めて困難だとわかったと言うことです。(TωT*) 先端技術の事業化で成功する可能性が高い方法は、大企業に入ってスピンオフすることが考えられます。それか、設備投資が少なくて済む、IT、コンサル、金融ですね、最近の起業家で成功しているのは、凡そこの分野の方々だと思います。