自分と現実

 前の研究室に、面白いポスドクの人がいて、趣味が観察なので、かなり洞察力があります。どんな具合かと言うと、面白い本を貸してと言われたので、論文集なんですが、といってハーバート・サイモン

システムの科学

システムの科学

  • 作者: ハーバート・A.サイモン,稲葉元吉,吉原英樹
  • 出版社/メーカー: パーソナルメディア
  • 発売日: 1999/06/12
  • メディア: 単行本
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を、貸そうとしたら。「論文集が、面白いと感じるのは、前段階に何かがあったはずです。初めから論文集が面白いとは考えにくいので、別の本をお願いします」(確かにその通りだと思います)という、発言をする人です。
(この本、今の研究室に3冊あります。実は40年前にか書かれた本ですが、名著です。内容は人間が関わるもの全てです。例えば、心理学、経済学、経営学情報科学、生物学など網羅的です。学際的な人にお勧めな本です)


 それで、このポスドクに色々追求されるわけですが、「夢は何だ、何故そうしたいんだ」と、延々と。で、私がたどり着く最終的な目標は、大きく二つになって
・市場の拡大
・自由の拡大( 機会的自由 及び プロセス的自由 )
と、なるんですが、ポスドクは、これに対して、それによってあなたが直接受ける便益は少ない、では、なぜそうしたいのか。と更に続くわけですが、当時は論理的に説明できなかったのですが、、、。


 要するに神経科学と認知科学を踏まえると、見てきた現実が、そのように想起させている、ということなんです。換言すれば、過去に縛られているっぽい。


 過去を断ち切れば自由、ということで o(≧▽≦)o 過去よ、さようなら。

メデタシメデタシ


んー。私はゲーム支持派なんですけど、もし、ゲームの世界をを現実と誤認する場合が多々あるなら、その人の価値判断に影響を与えると考えられるので、場合によっては問題ありですね、はい。むしろかなり問題ですね。。。年齢制限が必要ですね。