学際

本来であれば、遠慮して、うちの教授を褒めることは避けるべきですが、少しだけ言及します。最近教授は、農業政策を勉強しています、このように会う度に色々な分野の見識を深めているのですが、重要なことは、それらの見識が互いに関連付けられ、しっかりと基礎付けられていることです。つまり、問題が起きたときに様々な分野を体系的に整理し、最適な対応を探り出すことができそうです。ちょっと、びっくりですね。


それで、世界を眺めれば、さらに学際的な人たちがいて、例えば、ピーター・ドラッカー、ケンイチ・オオマエ、ハーバート・サイモンアルビン・トフラーアマルティア・センなどが思い浮かびます。今回はセンについて紹介します。


センを一言であらわすと、世界でもっとも尊敬されている経済学者の一人といえます。特徴的な点は、経済学者よりも、政治学者や社会学者等から尊敬されていることです。 ウィキペディア参照http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%B3

そんな彼の専門分野は、厚生経済学開発経済学、社会選択理論、貧困理論、公共政策論、政治哲学、道徳哲学、経済倫理学、開発倫理学法哲学、人権理論で、ノーベル賞も受賞しています。こういった分野を統合して議論しているので、彼の書籍は読む価値がありますよー。