Web2.0

Web2.0の定義は、明確にされていませんが、自分では『社会制度を活用することなく、個人で情報の分配・富の分配が行える』と、認識です。例えば、情報はマスコミという制度(媒体)が配分していましたが、今では個人のブログ等が情報の発信言になっています。他には、所得は会社に勤めて得るものでしたが、ブログのアフィリエート・アドワーズ(ブログ内広告)により、所得を得ることは可能です。金額としては、月50万以上稼いでるサイトもいくつかあるようです。

旧来の制度・体制を一新する可能性がある革命として、web2.0は、産業革命以来の大転換とも言われています。


前置きが長くなりましたが、今回注目する事実は『セカンドライフhttp://secondlife.com/whatis/economy-market.php』というシミュレーションです。要は、コンピュータの中にもう一つの地球(別地球)を再現しており、重要な点は、通貨の概念を介することで、現実の世界と、シミュレーションの世界を統合したことです。具体例で書きますと

1.別地球に入る
2.生産活動を始める(音楽家になって音楽を作ったり、作家になって本を書く、自営業をはじめる、タクシー運転手をはじめる等々・・)
3.それらの生産活動に対して、別地球での通貨が支払われる
4.別地球の通貨を米ドルに変換する (ドル/円為替レートのように取引量に応じて変化します)

ということです。このシステムに関しては、様々な点から考察・問題点の指摘ができます。しかし、将来の方向性としてはGoogleEarth3D、360度視界処理、物理演算等を組み合わせて、より現実に近いシミュレーション地球で、生活し、生産活動に対して報酬を得るといったことが、可能になる思います。

(私は、シミュレーションに参加していませんが、現状では参加しないほうが良いと判断します。理由は大規模な詐欺が起こる可能性がある、税金が二重にとられる、などからです。)