読書感想文

自宅と実家を往復するのに10時間ほど時間がかかります。その時間は、本を読んだり勉強したりしています。それで、「銀河英雄伝説」という小説を呼んだので、読書感想文として紹介します。


■位置付け
 20年ほど前に、初版が刊行され、その後、増刷を重ね、現在100版を超えています。一言で言うと、長期間人気を保っている小説といえます。

■内容
 ストーリーは明確で、「目的に対して、如何にして、それを達成するか」という内容です。筆者はその答えとして、3つの施策を提案し、その説明を人物伝形式で記しています。その三つの施策とは

1.向上心を持ち続け、達成可能なぎりぎりの目標を設定し、自分自身の能力を高める続けること
2.有能な人物と積極的に係わり合いを持つこと
3.枠組み・制度自体を変革すること
です。

これだけだと、一般的な話なのですが、この小説の凄いところは、主体の性格・資質を明確に分けて説明していることです。視野狭窄な人、思慮遠望な人、過去を大切にする人、未来を大切にする人、現在を大切にする人といった視点や、或いは執着の対象が、ビジョンの人、政府の人、制度の人、信条の人、権威の人などの視点から説明しています。なかなか深い話でした。ちなみに作者は、博士号持ちの人です。


メモ:話を抽象化・一般化しすぎるキライがある、準用する際に、前提を見誤る可能性がある。

研究室の話

こんにちはー。
先輩方がこのブログに到達したようですが、意識せずに淡々と日記を書こうと、思います。


先輩方には、日々感謝しています。とりわけ、今週は色々貰い感謝です。

座席配置が
←←↓の先輩:南蛮漬けありがとうございました。
←↓の先輩:金融系の雑誌ありがとうございました。
←↓↓の先輩:四川風牛丼ありがとうございました。
↓の先輩:ハーゲンダッツありがとうございました。
←↑の先輩:クリアファイルありがとうございました。
←←の先輩:肘置きクッションありがとうございました。

インド

ちょっと、インドについて書きます。経済成長に関して、注目された地域は、戦後日本、東南アジア+韓国、と変化してきて、今はBRICsです。なかでも、インドのIT産業とバイオ産業が注目されています。その理由は、両方の分野は、技術開発力や蓄積、が必要となるからです。現在のインドでは、2億6000千万人が、WHOが規定する食料基準に到達しておらず、いわば栄養不足に陥っている貧困層ですし、識字率も6割程度です(4割の成人が字が読めない、当然水道や下水度も整備されていない)。そんなインドに、超ハイテク産業が出現しました。その発生の仕組みに興味がわきませんか!?同じことが再現できないかとおもいませんか!?


メモ:開発経済モデルだと、成長過程は説明できても、初期の発生要因が説明し難い。

必死

こんにちはー、ちょっと、研究の様子と雑感を書きます。来週がM1の中間『発表』でM2は予備『審査』です。M1は『発表』なので、方向感が出ていれば問題ないです。一方で、M2は『審査』なので、修士論文が修了できるかえを、チェックする、極めて重要なイベントです。さて、、、皆さん必死なのですが、こういった時こそ、人間性が現れるなーと、思いながら観察してます。


先日、4月から会社で働いている旧友が、部署が変わりました。その際に、開催された追い出しコンパで、部長等が来ていたけど、不満等をぶちまけてきた、と言ってました。部署が変われば接点は薄くなりますが、酒の席での言動は本音がでやすい分、重用と考えます。私が部長だったら、無礼行でどうぞ、と言っておいて、その人の言動から、仕事観や価値観をチェックすると思います。(こうかくと、私の性格が陰険のようですが、、、どこかの人事部長がそうするといってました。)

Web2.0

Web2.0の定義は、明確にされていませんが、自分では『社会制度を活用することなく、個人で情報の分配・富の分配が行える』と、認識です。例えば、情報はマスコミという制度(媒体)が配分していましたが、今では個人のブログ等が情報の発信言になっています。他には、所得は会社に勤めて得るものでしたが、ブログのアフィリエート・アドワーズ(ブログ内広告)により、所得を得ることは可能です。金額としては、月50万以上稼いでるサイトもいくつかあるようです。

旧来の制度・体制を一新する可能性がある革命として、web2.0は、産業革命以来の大転換とも言われています。


前置きが長くなりましたが、今回注目する事実は『セカンドライフhttp://secondlife.com/whatis/economy-market.php』というシミュレーションです。要は、コンピュータの中にもう一つの地球(別地球)を再現しており、重要な点は、通貨の概念を介することで、現実の世界と、シミュレーションの世界を統合したことです。具体例で書きますと

1.別地球に入る
2.生産活動を始める(音楽家になって音楽を作ったり、作家になって本を書く、自営業をはじめる、タクシー運転手をはじめる等々・・)
3.それらの生産活動に対して、別地球での通貨が支払われる
4.別地球の通貨を米ドルに変換する (ドル/円為替レートのように取引量に応じて変化します)

ということです。このシステムに関しては、様々な点から考察・問題点の指摘ができます。しかし、将来の方向性としてはGoogleEarth3D、360度視界処理、物理演算等を組み合わせて、より現実に近いシミュレーション地球で、生活し、生産活動に対して報酬を得るといったことが、可能になる思います。

(私は、シミュレーションに参加していませんが、現状では参加しないほうが良いと判断します。理由は大規模な詐欺が起こる可能性がある、税金が二重にとられる、などからです。)

web2.0

こんにちはー。前半は雑感で、後半でWeb2.0により、実現している、驚愕な事実を紹介します。

最近、先輩方が遅くまで、がんばっています。観察するに、修論が厳しいという、『危機感』が、人を動かす要因になるようです。最も、先輩の一人は、危機感を乗り越えて、修了を放棄しているようにも見えます。修士だから、何とかなるのかな。