アクセンチュア

先日の日記に対して、いくつかの主張がありました。そのあたりを含めて書きたいと思います。海外で日常生活品を買う件については、マネージャーが言った評価軸はもう1つありました。「現地で買うのをめんどくさいと思う」というものです。非常に一般的な考えだと思うので書きませんでした。しかし、非常に重要な要素であり、これがない場合は主張が弱いですね。失礼しました。


さて、上記の点を含めても、保氏の主張で反論することはできそうです。しかし、マネージャーさんに圧倒されてしまい、彼の主張を疑うことをしませんでした。なぜ、そうなったかの経緯を書きます。まず、面接は私の潜在意識から意見を拾い上げてくるものでした。つまり、答えに窮すると、答えやすいようにクローズドクエッション方式で聴いてくるというものです。私はそのときに、この質問形式を知らなかったので、私の主張を正確に捉えてくれていると感じ、とても驚きました。それで、いつも以上に興奮していたと思います。


さて、質問時間になり、いくつか質問してみました。答えに詰まることなく返事が返ってきました。そこで、非常に難しいと考えていた問題を投げかけてみました。
コンサルタント、マネージャー、パートナーと役職が上がるに連れて、現職で高い成果を上げていた人が高い成果を上げられなくなることはありますか?」(Yesという、答えを期待していました。)
「残念ですが、そういったことはあります(=Yes)、{事例紹介}」


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「勉強するとき科目によって勉強方法が違うと思います、例えば数学と英語で勉強方法が違います。仕事についても同じことを考えています。つまり役職が変われば、その役職で成果を上げるにはどうすればいいかを過去の経験や知識にとらわれず、徹底的に考えようと思っています。そして、それを実行できればどの役職でも成果を上げることはできると考えます。先ほど、コンサルタントの方が出世すると、高い成果を上げられなくなる方がいるといいましたが、それは現職で成功した体験や知識によって思考が停止しているからではないでしょうか?コンサルタントはゼロベース思考を心がけているはずですが、それができていないのではないでしょうか?」
間を置かずに答えが返ってきました。
「それは、二つのことから別の見方ができます。」


自分で数日考えてわからなかった問題に瞬間的に回答が返ってきて、唖然呆然でした。それで、回答をよく覚えていません。たしか、どの職業でもフレイムワークといったものがあり、数学ならば公式で、それが使えこなせていないという主張と、もう1つなにかでした。という具合に驚きっぱなしで、この際だから、疑問に思っていたことを聞いてしまおうと思いました。それで「手ぶらで海外旅行」や「脳内トランプ」について意見を求めてみました。「手ぶらで海外旅行」は前回の日記のとおりです。「脳内トランプ」は将棋も脳内で指すので、特殊な考え方ではない、という意見でした。


ついでに、アクセンチュアのパートナーにした質問と略解です。
「御社の問題点と、その改善策を教えてください」
「一つ一つの分野が専門化し、多くの分野を手がける楽しみがなくなったこと。解決策はない」


「普通の会社に5年間勤めて御社に入るのと、大学院に行きその後御社に3年間勤めるのでは後者のほうが、より成長できるか?」
「Yesだと思う」


「中国製品が安さだけではなく、品質、性能面でも付加価値をつけてくるとき、日本企業がとる対抗策は以下の三つのどれかと考えてよいか。1.知的財産権をすべて抑える 2.技術的面で圧倒的優位に立つ 3.現地化して、逆に中国から輸出する側になる」
「戦略としては正しい」

とりあえず、どんな質問に対しても詰まることがないです。今度機会があったら東南アジアとアフリカ諸国の発展の差の原因について聴いてみようと思います。