理系と文系とMBA

進路を決めるとき理系か文系かは、それほど重要ではない。重要なことは、どのようなことで社会に価値提供していきたいかということである。と、断っておいて、最近、理系と文系の違いが定義できたので、書いておきます。

理系は、答えが1つの学問。文系は答えが複数の学問。言い方を変えると、理系は答えが変わらない学問。文系は答えが変わる学問。これで全て分類できます。

この分類でいくと歴史は理系分野です。しかし、歴史認識は文系分野です。つまり、歴史は永遠に変わらないものであるのに対して、歴史認識は新規情報の発見や社会体制の変化で変わります。

科学は理系です。しかし、科学認識は文系です。例えば、フロンは発見当時、気体冷凍技術に使える、すばらしい気体であると考えられました。今は、環境破壊の原因になる有害な気体と認識されています。この考えの変化が文系です。その一方で、フロンの物性は宇宙ができたときから、終わりまで変わることはないです。このことが理系です。


という具合で、割とどうでもいいことです。ただ、知り合いの教授が「セラミックスの定義」で、だれかれ構わず絡んでいることをうらやましく思うので、私も理系文系の認識で絡んでみようかと思います。


前置きが長くなりましたけれど、この章で書きたかったことは、解決策が複数存在する文系的な状況の中で、最も適切な解決策を選ぶのがMBAだということです。


P.S 助教授に交換日記を申し込んだら断られました。