ヤバイネと認識

先週の研究室はやばかった、どれぐらいやばかったのか自然災害に例えてみます。


気象学的な観点からいくと、2070年には北極から氷がなくなります。当然、水没する地域が多数出ます。ヤバイネ。さらに、気候変動の結果2100年にはアマゾンの熱帯雨林が砂漠に変わります。二酸化炭素による温暖化が加速ですね。地球は終わるかもしれないね。


ということを書いていると、妄想に思われそうです。が、最新の地球シミュレーションの結果が上記です。(Newton 2004/12/26発売号 (2月号)に詳しく載っているようです)


もう1つたとえを、天文学的に100年以内に恐竜が絶滅した規模の隕石が落ちる確率が2万分の1だそうです。そこそこ、ヤバイネ。ちなみに、核兵器による撃墜は放射線が降り注ぐことになるので自爆に等しいです。


さて、なんだかヤバソウナコトを書きましたが。強調したいのはこの点ではありません。重要なことは科学発展に伴い未来に対する認識が拡大したためにヤバサが理解されているということです。人類に温暖化による影響をシミュレーションする能力が無ければこのヤバサは認識されないわけです。もちろんヤバイことには変わりはありませんが。



で、結局いいたいことは、未来に対する認識が拡大すると、未来に起こりうる危険に対処する行動がとれる可能性がある、ということです。ということを書いて、研究室の話に移ります。