研究テーマとか

 研究テーマは、教授の専門範囲が広大で、基本的に何をやってもカバーできるようです。というわけで、三つの判断基準から技術ロードマップ関連にすることにしました。一つは企業受けが良いと考えるから、二つに、教授のカバー分野だから、3つに興味を持って取り組める分野だからです。技術ロードマップとは、技術が乱立する現在において、技術戦略を効果的・効率的に立てて運用していく手法です。この知識体系を習熟することで自分を売り込みやすい業界は、投資系、メーカー技術開発部門戦略部門、シンクタンク、コンサル、政府系組織などかなり守備範囲が広いと思います。いいね。ミ(o_△_)o

 
 実際のところ研究テーマと就職業界は、あまり関連しないと思います。ただ、会社が欲しい人材と研究テーマで身につく技能が近いと有利です。例えば、研究室最速で就職先が決まった先輩は、投資系ですが、研究テーマが「中国における日本企業の雇用戦略」みたいな感じです。中国では優秀な人材は不足している上に流動的です、そういった背景から人材戦略は極めて重要な分析要素です。したがって、企業が欲しいニーズにマッチしていますよね。ちなみに、ほかの先輩方は、研究テーマと関係ない業界を目指してます。


 研究室は予算が余っているためか、なんだか凄いです。好きな本を買っていいようです。ていうか、私が持っている本の大部分が研究室にありました。吐血。本は基本的に複数冊置いてあって、クリステンセンのイノベーションのジレンマはなぜか4冊もありました。多分ですが、実験研究はしていないので予算が余るのでしょうか。今、一番凄いと感じていることは人脈です。例えば、先ほど就職の例に出した先輩は中国に半年間留学に行きますが、この環境はポスドクの方が提供してくれました。どうやら、中国とアメリカには留学(現地研究)にいけるようです。企業にも色々な形で押し込めるようです。(あぁ、あと私用で研究室の電話で海外電話を掛けまくっているようなので、電話代が凄いに違いない)


 研究室にはテーマが近い人が複数の研究室から集まっていて、30人ぐらいいるんですが、前の研究室程度に二日に一回程度帰るようにしたら、研究室滞在時間でトップとなりました。ミ(o_△_)o ライバルは左の方に座っているカナディアンです。基本的にシンクタンク的な情報収集解析時間が主要時間となり、滞在時間によってある程度取組具合がわかります。いろいろな国籍の人がいるので、滞在時間平均の観察結果を書くと
カナディアン>チャイニーズ>イラン人、フランス人>ジャパニーズでしょうか。海外の人は熱心でいいですね。ミ(o_△_)o.....○ヾ(._.*)ミ


一言で言えば、かなり恵まれてます。この環境を活用せねばですね。