後ろに座ってた人

 こんな記事がありました。
まとめると、「医者の父が長男にスパルタ教育を行い、反動で放火、残念な結果に」となります。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060701k0000m040173000c.html


 この内容は、高校時代に私の後ろの席に座っていた人の話に非常に近いです。その人は、父が厳格で東大か国立医学部以外は行かせないと言われてると言ってました。また、竹刀で殴ってくる上に、ゲームや漫画も禁止されたそうです。さて、非常に記事の内容と似ていますが、重大に異なる点があります。それは、本人の意思です。後ろの席の人は、本人も医者になりたかったので、結局、国立医学部にいきました。その人の兄も同様の指導を受け、国立医学部に行っております。ふむ。


 上記で、重要視した「本人の意思」は、「本人の意思にも関わらず、外部から、ある程度制御できます」。なぜなら、本人の意思は、意思決定者の知識、経験、組織環境から影響を受けて決定されるからです。つまり、知識や、経験や、情報が得られる環境を制御すれば、本人の意思決定をある程度制御できます。
この意思決定の制御を国家レベルで行っている国が北朝鮮です(戦時中の日本も該当)。北朝鮮が最も豊かな国です、アメリカは変態です、と教育を受け、それ以外の情報を得られなければ、亡命や脱北をしようと考えることは稀でしょう。実際に亡命した人の多くは何らかの方法で外部に触れる機会があった人がほとんどです。

 (*´ω`)< 長くなるので、終わりにします。要は、自由に情報を仕入れ、知識や経験を身につけ意思決定することが大切ですね。というわけです。