ウェブ進化論とか
こんにちは、期末は立て込んでいて、日記が空いてしまいました。
色々あったのですが、意義深かったことは、三つで
1.教育環境
2.分配
3.人材
です。
とりあえず、3.人材について書くと
〇産自動車の人事部長の人が来ていて、諸事情により説教を食らっていました。それで、彼の主張をまとめると二つに集約されて
1.誰とでも勝負できる確固たる分野を持て
2.異なる価値観を持つ人々が集まる集団の能力を最大限に発揮させる能力を持て
と、なります。この二つの結論は、私も非常に同意します。1の専門的な分野は、身に付けられる機会は多いです。それで、問題は2の異なる価値観の集団を動かすことなんですが、この機会はなかなかないです。もし、機会が転がっていたら挑戦することを進めます。実際の例で考えてみると、例えば、盛田昭夫さんや、稲盛和夫さんとかは、20歳前後で、こういった能力を磨ける(磨かざる得ない)状況を体験しています。(昭夫さんは軍や学校で、和夫さんは町工場で)
特に、昭夫さんは、自分の人生を振り返って、この時期の経験が成功の鍵となったと振り返っています。
MADE IN JAPAN(メイド・イン・ジャパン)―わが体験的国際戦略 (朝日文庫)
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ちょっと、話が変わるのですが、話しの中で「優れた成果を挙げた人でも、役職が代わると全く成果を出せない人が多い」と、話していました。
と、いうことは、〇産自動車の人事部は、役職が代わっても成果を出せるような、職歴を経験させていないと、とれるわけでして、、、あまり感心しません。まぁ、この問題は人事部だけのせいじゃないて、過去に成功して出世した人は、その成功時と同じように行動して成果を挙げようとすることがあるので、求められる能力が異なると失敗するんです。この罠は、結構有効で、5割ぐらいの割合で過去の経験にとらわれて失敗していると感じます。例えば、超優良企業GEから幹部を引き抜いて、別の業界においても幹部が実績を挙げるのは5割ぐらいです。逆に、5割ぐらいの幹部は、どの業界、どの分野でも成果を出すんですね。例えば、松下のエンジニアから始まって、ヒューレットパッカード(PC産業)社社長を経て、ダイエー(デパート)社長の樋口泰行さんとか。
というわけで、役職や業界が代わったら、成果を達成するためにどういった能力が求められているのか、を自問することをお勧めします。
1.教育環境は、中学、高校教育に関する考察なのですが、状況が説明しにくいので、放置
2.分配は、情報や富の分配に関する考察なのですが、凄く長いので放置。