サークルのメンバーで、院から別の大学にを移る人がいます。それで、何故かと聞くと「人脈形成の機会を広げたいから」と言っておりました。非常に納得のいく動機だと思います。ここで言う人脈というのは、仕事上(研究上)の人脈ではなく、私的な人脈のことですね。私的な人脈をフル活用して、業績を上げている活動として、「岩手ネットワークシステム」という組織があります。この組織の活動は、産学官連携や、技術移転です。近年、日本中で、産学連携が推し進められていますが、産業界と、大学と、官庁の、活動目的・立場が異なるので、うまく連携できないという声を聞きますが、「岩手ネットワークシステム」では、私的な繋がりを通じて、連携強化を行えているようです。(何でも、始まりは、若い研究者が、若手公務員や、若手産業人の人たちと、毎週飲み会をしていたことが始まりで、彼らが出世して、意思決定ができる立場になり、以下略です。)


 人脈を築くには、自分自身に専門性があることが必要だと考えます。それで、若いうちに実用性のある専門性を身につけたいと思う、今日この頃です。