最近、金融機関が、団塊の世代の退職金を狙って、積極的に活動しているようです。例えば、投資顧問会社では1月から採用面接が始まっていますし、未だに2007年度採用を募集している会社もあります。↓
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200701260015a.nwc
最も、証券系の営業職は、一年中募集しています。

 
 さて、私の左斜め後ろの先輩が、投資顧問会社に内定しています。彼が投資顧問業界を目指したのは『稼げる業界に行き、親に楽をさせたい』からとのことです。投資顧問会社は、給与水準が運用成績と強い相関関係を持つので、成績がよければ年収は億単位になります。例えば、2年前の納税者ランキング1位の投資顧問会社のサラリーマンの方は、年収が100億円を超えていました。

 
 彼は、授業料免除者で、資産に十分な余力があるわけではないと思います。しかしながら、バイトでためたお金で、板倉雄一郎さん等のセミナーに(投資系のセミナーで参加費に10万ほどかかる)参加しようと考えているようです。余興で、習い事をするのではなく、本気で自分の将来を考えて投資する行動は、非常に尊敬できる姿勢ですね。